参考指標高く、長期的に上昇傾向

現金資産比率 ― 「キャッシュを積み上げているか」を見る

現金資産比率は総資産に占める現金・現金同等物の割合です。この比率が高く、かつ年々上昇している企業は「稼いだ分をしっかり現金として積み上げている」状態です。配当は現金から支払われるため、現金が積み上がっている企業ほど配当の継続性が高くなります。

見るポイント

  • 数値の高さより「上昇トレンドかどうか」が重要
  • 急激な低下は大型投資・M&Aや業績悪化のサイン ― 理由を確認する
  • 総資産が膨らんでいるのに現金比率が下がっている場合は、負債依存が進んでいる可能性

なぜ重要か

  • 現金を積み上げていける企業は、業績が一時的に落ち込んでも借入に頼らず配当原資を確保しやすい。
  • 残高の「大きさ」より「増え続けているか」を見ることで、稼ぐ力が持続しているかを判断できる。

注意

  • これはスクリーニングの通過基準ではなく参考指標です。業種によって適正水準が大きく異なります(金融業は低くて当然、ソフトウェア系は高い傾向)。